（旧 JRホテル屋久島）

ホテル出発。眠い目をこすりながらも徐々に気分は高揚。ガイドさんの車で向かいます。

今回のトレッキングのスタート地点となる白谷雲水峡への入り口、標高620メートルにある白谷広場に到着。
「大丈夫？　日頃歩いてないとキツイかもよ～（笑）」というガイドさんの言葉、日頃の運動不足の自分を呪う。最後までついていけるのか、私！？
簡単なウォーミングアップを済ませたら、いざ出発！

ガイドさんの説明を聞きながらもズンズン歩きます。さつき吊橋の下には、澄み切った沢の流れ。雲水峡という名前もうなずける清涼感です。

根本をくぐることができる「くぐり杉」。元々あった倒木をまたいで根を張ったけど、その倒木がなくなったので、こんな形になったんだそう。人生初の杉くぐり。

白谷小屋でしばし休憩したあとは、憧れの「もののけの森（苔むす森）」へ。その荘厳で神秘的な雰囲気に感動。

さあ、いよいよ最後の難関。思ってたよりも急な坂が続きます。こ、これ、ホントに頂上まで行けるのか！？

鬱蒼とした森と急な登山道を登りきるとそこには…。

太鼓岩でリフレッシュしたら、下山開始。登った道を戻る途中、重なり合った巨岩や切り立った渓谷を眺め、原生林の中を流れる白谷川の清流に心癒されながら、先に進みます。
帰りは楽チン♪のつもりが、そんなことなかった！行きよりも帰りの方がむしろ怪我も多いから、気をつける、というのは登山の鉄則です。

雲水峡入り口に戻ってきたら、待ちに待ったランチ。お腹ペコペコな上に、大自然の中で食べるお弁当の美味しいことといったら！

ガイドさんから、丁寧な講習を受けたあと、いざカヤックに乗り込みます。安房川の下流がスタートポイント。川の流れは穏やかなため、初心者でもすぐに慣れてスイスイ漕げます。

美しく澄んだ安房川の水面を進む気持ちよさ！パドルが水を掻く音と、鳥の鳴き声を聞きながら、自然と一体化したような感覚になりました。

川幅がだんだんと狭くなり、流れも早く、アドベンチャー感が増していきます。初心者コースはこのあたりでUターン。夏には、岩の上からダイビングしたりもできるとのこと。